金型に挟まれて右前腕部が切断され、5級の後遺障害。2ヶ月で2500万円の示談金を獲得した事例

(事故内容と障害内容)

ご依頼者様が、プレス機作業中に、プレス機から落ちた金型に右腕を挟まれて右前腕部を切断した事例で、「一上肢を手関節以上で失ったもの」として労災で等級5級の後遺障害が認められました。

(ご依頼の経緯)

当初、ご依頼者様がご自身で会社側の弁護士と交渉していました。
会社側は、ご依頼者様に、1300万円の示談金を提示していましたが、金額が低いうえに、会社側がこれ以上の増額はしないとご依頼者様に通知したことから、ご相談がありました。

(弁護活動)

会社側が提示した1300万円の内訳を精査すると、ご依頼者様に7割もの過失があるという理由で減額されていたものでした。
しかし、ご依頼者様かお伺いした内容をもとに判断すれば、ご依頼者様に7割もの過失はないことは明白でした。

そこで、当方は、会社側の安全体制に不備があったことが事故の原因であり、①ご依頼者様には過失はない、②仮に過失があっても1,2割程度であると強く主張して、会社側の弁護士と交渉したところ、会社側が、ご依頼者様の過失割合を3割程度であることを前提として、2500万円の示談を提示してきました。

もし裁判をすれば、3000万円から4000万円程度の賠償金が認められうる事案でしたが、ご依頼者様が、早期解決を望まれまれていたことなどから、この金額で示談しました。
ご依頼いただいてから解決まで約2か月のスピード解決でした。

(結果)

裁判をせずに交渉で2500万円の示談をしました(1200万円の増額)。

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